第23回tweet

散歩で街を歩いてきた。

料理は完成するけど作品は完成しない、と最近思っていた。

他人の作品を見ることは料理を買ってくることに似ていて、自分が作品を作りたいなら食材を買ってきた方が良い。

同じ人工物でも、作品は料理、街は食材というのが今日の感想。

とにかく街を歩くことは僕にとって、ぼんやり考えていることを具体的に出力するために必要なことだとわかった。

 

安部公房の読みやすさのイメージは、街を歩く気楽さ。

浦沢漫画の漫画はギリギリ具象だけど、具象へのフェティシズムは拒否する「ほぼ矢印」。